夏風邪ってどんな風邪?夏に注意の必要な症状について
2022年8月12日
2022年9月10日
今年も夏風邪の季節が近づいています。
今は新型コロナウイルス感染症対策で、とても感染症全体が減っています。
立川市内でも感染症の報告が激減しています。(詳しくはこちら 多摩立川感染症週報)
ですが、決して油断はできません。
そんな気を付けるべき夏風邪について、お話していきます。
目次
- 夏風邪って、なに?
- 夏風邪の予防法は?
- 夏風邪になったら、どうしたら良いの?
【夏風邪って、なに?】
そもそも夏風邪とは何でしょうか?
様々な使われ方をすると思いますが、
一般的には夏に感冒様症状を来せばすべて夏風邪と呼ばれると思います。
【夏風邪の予防法は?】
夏バテで体力が落ちると病気にもかかりやすくなるので、
規則正しい食事と十分な睡眠を取ることが重要です。
また、外出からの帰宅時や食事前のうがい、手洗いを、日ごろから行いましょう。
【夏風邪になったら、どうしたら良いの?】
夏かぜにかかったら、通常は、1週間程度で回復しますが、
ヘルパンギーナや手足口病では、まれに髄膜炎、脳炎などの重い合併症を起こすことがあります。
発熱が長引いたり、頭痛や嘔吐などが続くときにはすぐに受診しましょう。
以下にとくにお子さんで多いですが、大人でもかかることがある3つの夏風邪をご紹介します。
◎手足口病
- 名前通り、手足や口の中に発疹ができます
- 口の中に発疹ができると、とても痛むことがあります
- 高熱は珍しく、あっても37℃台のことが多いです
- 通常は、数日のうちに自然治癒して、発疹も1週間位で消えます
- 高熱、おう吐、頭痛の症状が出たら、すぐに医療機関を受診してください
◎ヘルパンギーナ
- 突然の高熱(38℃以上)が多い
- 口の中の発疹・水ぶくれが痛みます
- 高熱は2~3日間続くことがあります
- 1週間程度で治ることが多いです
◎咽頭結膜熱(プール熱)
- 高熱(38℃以上)が出ることが多いです
- のどが痛み、結膜炎(充血・目やに)を伴います
- 下痢、腹痛を伴うこともあります
- 高熱は5日間ほど長引くこともありますが、1週間程度で治ることが多いです
いずれの場合もツラければ、すぐに医療機関にご相談下さい。
街のクリニックでは、小児科診療もプライマリーケアの範囲で行っています。(専門医の受診が適切と判断して、都立小児病院等の専門医療機関をご紹介する場合もあります)
また、普段の風邪から、生活習慣病(糖尿病・高血圧)、不眠・ストレス、禁煙外来など、日頃体調でお悩みのことがあれば、お気軽にご相談ください。
駐車場完備、お車でお越し頂くことができます。土日診療も行っております。
当ホームページよりご予約をお取りできます。ぜひご活用ください