なんだか眠れない…これって不眠症?不眠症の症状とは
睡眠にトラブルを抱える患者さんが多くいます。今日は不眠症についてです。
目次
1、不眠症とは?
2、不眠症の相談ラインは?
3、不眠の対応方法
4、不眠の治療方法
5、市販薬について
【不眠症とは?】
① 夜眠れなくなる状態
② 日常生活に支障がある状態
の2つを満たす場合を言います。
よく夜眠れないと相談に来ても、日常生活に問題がなく、必要なら眠れますから気にしなくても良いのでは?とお話することもあります。
種類としては
- 寝付きが悪い入眠障害
- 夜に目が覚める中途覚醒
- 朝早く目が覚める早朝覚醒
- 眠りが浅い熟眠障害
などがあります。タイプによって対応が異なってきます。
【不眠症の相談ラインは?】
私は不眠症なのでしょうか? このような質問も頂きます。
- 寝付きが悪い
- 夜に目が覚める
- 朝早く目が覚める
- 眠りが浅い
- 日中の眠気が強い
1つでも当てはまれば、ご相談下さい。
不眠の原因は精神・身体的なストレスや生活リズムの乱れが主因です。何らかの疾患が隠れていることもあり、必要に応じて検査や治療を行う場合もあります。例えば、睡眠時無呼吸症候群で夜間に何度も呼吸が止まり、身体に大きな負担をかけている場合もあります。頻尿が原因になってる事も多いです。このような場合は基礎疾患の治療を行います。
現代はストレス社会であり、不眠症の訴えを持つ患者さんは大変多いです。あまり悩みを抱えずに早めに相談すると良いでしょう。
【不眠の対応方法】
生活リズムを整えることが重要です。その上で改善に乏しければ内服薬も有効です。
基本的なことですが、
- 早く布団に入り過ぎていないか
- 昼寝をし過ぎていないか
- 夜間にカフェインを摂取していないか(お茶にも含まれます)
- 夜間に煌々と灯りをつけたり、スマートフォンなどを長時間しようしていないか
など自分で確認して思い当たることがあれば改善すると良いでしょう。
【不眠の治療方法】
基礎疾患もなく、不眠症と診断できた場合、生活習慣の改善が優先されますが、内服治療も効果的です。
主に睡眠薬を内服することが多いですが、それに抵抗を感じる方も少なくありません。ですが、状況が改善することが大切で、決して一生飲み続けるような薬ではありません。また、作用時間の短いものや副作用が少ないものなどもあります。まずは医師に相談すると良いでしょう。
【市販薬について】
様々な市販薬がありますが、睡眠薬として売られているものは、実際には睡眠薬ではありません。
効果があるなら問題ないですが、多くの人にはあまり効果的でないかもしれません。医師に相談して頂いた方が無難かと思います。
街のクリニックでは、内科・小児科・皮膚科・アレルギー科の診察を行っております。
普段の風邪から、生活習慣病(糖尿病・高血圧)、不眠・ストレス、禁煙外来など、日頃体調でお悩みのことがあれば、お気軽にご相談ください。
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